食べ物にはそれぞれ歯ざわり、食感がありますが、歯ざわりに変化をつけることで食事が美味しくなります。
風邪をひいたときにおかゆを食べて、あまり食が進まないと感じたことはなかったでしょうか。
これは消化のために柔らかく煮てあるため歯ざわりがほとんどなく、噛む楽しみがないからです。
体調が悪い時は仕方ないですが、胃腸が健康なら食感にバリエーションを持たせましょう。
例えば野菜炒めでも、しゃっきり仕上げれば食感の良さが楽しめます。
小松菜やチンゲンサイなどの葉物野菜は特に、歯ざわりが美味しいものです。
ウィンナーもパリッとした噛みごたえが食欲をそそるでしょう。
メリハリをつけるためにトロッとしたオムレツを合わせれば、交互に食べることで飽きずに楽しめます。
高齢の場合も同じで、柔らかいものばかりだと食感に飽きがちです。
たくあんやキュウリなど固いものはなるべく薄切りにすることで、歯に負担がかかりにくく、ぱりぱとした食感で食べられます。